レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2016年12月22日(木)・23日(金)・24日(土)・25日(日)・26日(月)
  • 一般 クリスマススペシャル!ハマナ娘クルーアタック

    • 村上純
    • 3919
    • 村上純 /岡山
    • 磯部誠
    • 4586
    • 磯部誠 /愛知
    • 吉島祥之
    • 4215
    • 吉島祥之 /愛知

2016年V5の村上純に個性派が挑む男女混合戦!

『クリスマススペシャル! ハマナ娘クルーアタック』は12月22日(木)から26日(月)まで開催の男女混合戦。参加44名が持ち味を発揮し舟券貢献に力を尽くすシリーズとなります。

その中核は今年V5の村上純選手。3月の徳山を皮切りに、丸亀(9月)・下関(9月)・三国(10月)・戸田(11月)で優勝。戸田では7連勝のパーフェクトVを果たしました。
さばきを武器に混戦をいとも軽々と抜け出してくる競走には安定感。36.6%の1着率をはじめ、3連対率61.8%と実績抜群です。加えて浜名湖は過去V2。優勝候補筆頭です。

この村上純選手を追う一番手が愛知の磯部誠選手。若さと巧さで勝る快男児です。
今年は常滑(3月)のほかV3としていますが、直前の三国(12月)ヤングバトルではインから逃げて優勝。勢いがあります。28.1%の1着率と67.3%の3連対率を参考にすれば、舟券の軸として欠かさず勝負したい存在に他なりません。持ち味であるキレのいいスタート攻勢でレースを優位に運ぶことでしょう。

この両雄に次ぐ存在は多数ながら、まず挙げたいのが吉島祥之選手。近況のリズムは目をひくものがあります。
とりわけ秋口に入って調子を上げており、10月に常滑で、また11月には唐津で優勝。持てるポテンシャルがいかんなく発揮されつつあります。来期はA1にあと一歩及ばずの6.16ながら、実力は確実に上位。浜名湖初優勝で2017年を締めくくる可能性は小さくありません。

さらに、ここに割って入るのが渡邉英児選手。そのしぶとさは云うに及ばず。さらに、地元浜名湖ともなれば益々気になる存在です。2004年8月以来、12年4ケ月ぶりの浜名湖Vを願うファンも多いことでしょう。

このほか…
近況絶好調。今年優勝こそないものの2017年前期適用勝率6.69としている寺本重宣選手
直前の若松「匠シリーズ」で優出。ターンで勝負するベテラン力健在の森竜也選手
モーター診断と調整能力では一歩も二歩も秀で、経験値で勝る徳島の屋台骨・丸尾義孝選手
参戦女子レーサー中、最も安定感を誇るベテラン。あきらめない競走が魅力の高橋淳美選手
事故点を抱え苦しい競走を強いられていながらも、勝ちに行くスタイルが魅力の松尾夏海選手…など多彩なメンバー揃いです。

12月22日(木)から26日(月)まで開催の男女混合戦『クリスマススペシャル! ハマナ娘クルーアタック』にご期待ください。

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