レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2016年12月9日(金)・10日(土)・11日(日)・12日(月)・13日(火)
  • 一般 公営レーシングプレスアタック

    • 仲口博崇
    • 3554
    • 仲口博崇 A1/愛知
    • 向所浩二
    • 3577
    • 向所浩二 A1/兵庫
    • 大嶋一也
    • 3010
    • 大嶋一也 A1/愛知

今年V5の仲口博崇・向所浩二 浜名湖に来る!

師走の浜名湖の初戦、「公営レーシングプレスアタック」は12月9日(金)から13日(火)までの開催。熾烈を極めそうな男女混合戦ですが、シリーズの中核は、仲口博崇&向所浩二の記念レーサーふたり。ともに今年優勝5回と活躍中です。

仲口博崇選手は1月の大村Vを皮切りに、蒲郡の東海地区選手権(2月)などで堅実に結果を残してきました。
自ら築き上げた調整方法を駆使し、モーターの素性を的確に判断。いい部分を伸ばして仕上げてきます。浜名湖は過去優勝4回。東海地区選手権を制したこともある水面だけに得意としています。
来期適用勝率も7.01。優勝候補の筆頭と言って過言ではありません。必ずや『韋駄天』の舞が見られることでしょう。

同じく今年V5の向所浩二選手も堅調。来期適用勝率6.10でA2となってしまいますが、実力は上位です。
かつては、アタマ狙いの徹底したセンター・アウト戦が持ち味。そのスタート攻勢がファンを惹きつけてきましたが、年齢とともに円熟味が増し安定感で勝負できるように変化しています。
2005年以来の浜名湖2回目の優勝に期待が集まります。

この両雄に次ぐのが大ベテラン大嶋一也選手。来期適用勝率6.92と、年齢(58歳)を感じさせない競走ぶりが光ります。
いわずと知れた果敢なコース取りは健在。7回の浜名湖優勝のうち2回が記念。ドル箱水面でインの牙城を築き、レースの主導権を握り通すことでしょう。

このほか…
プロペラ制度とモーターが変わってから高い調整能力がより発揮されている吉田一郎選手
抜群のスタート力で機先を制し、前へ前へと進み出るレースが魅力の稲田浩二選手
今年1月に平和島で優勝。女子レーサーの中でもスピードが勝る今井美亜選手
2010年7月の女子リーグ戦時代に浜名湖で優勝歴のある地元女子の中核・池田明美選手
浜名湖は過去V5。力強いレースで相手をねじ伏せるタイプの地元の後藤正宗選手
インならば本命。センター・アウトからは穴目候補として欠かせない存在の伊藤宏選手
ここ数年、取りこぼしのない競走で、静かに舟券に貢献し続けている大阪の岡田憲行選手
来期5.67でA2。若手の中の成長株として存在感を示しつつある長崎の中村辰也選手
など多士済々です。

12月9日(金)から13日(火)まで開催の「公営レーシングプレスアタック」に、どうぞご期待ください。
(データは11月26日現在のものです)

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