レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2023年3月11日(土)・12日(日)・13日(月)・14日(火)
  • 一般 浜松商工会議所会頭杯

    • 石丸海渡
    • 4772
    • 石丸海渡 /香川
    • 宇野弥生
    • 4183
    • 宇野弥生 /愛知
    • 谷野錬志
    • 4342
    • 谷野錬志 /静岡

激戦必至の男女混合戦!

「浜松商工会議所会頭杯」は3月11日(土)から14日(火)まで開催の男女混合戦。短期決戦ならではの緊張感あふれるシリーズとなりそうです。

その中核となるのは、石丸海渡・宇野弥生・谷野錬志・川上剛・興津藍・大瀧明日香の6選手。これに大場敏・芝田浩治・石田章央のベテラン3選手がどう立ちはだかるか注目されます。

優勝候補筆頭格の石丸海渡選手は昨年のウエスタンヤング(福岡)の覇者。現在9期連続A1と実力は本物です。
「数値よりも感覚や感性を大切にしたい」と語るように、その場その場の状況に対応できる柔軟性があり、モーターを選びません。甲子園球児が広い浜名湖で快打連発となる可能性大です。

参戦女子8名の代表が、昨年の住之江クイーンズクライマックスシリーズ戦で優勝した宇野弥生選手。日ごろから口にする「自分らしく…」に込められているのは、状況に惑わされず戦い抜く決意。この大会もスタイルを通します。

地元代表レーサーとして看板を背負うのは谷野錬志選手。そのレースには粘りがあり舟券作戦の強い味方です。「接戦でいかに戦うか」を追究し続けた成果が10期連続A1。昨年は1000勝レーサーの仲間入りも果たしました。地の利ならぬ、水の利を生かし優勝戦線のど真ん中に位置することでしょう。

さらに、調整もレースも自在な川上剛選手がシリーズの流れを左右しそう。勢いがついた時は連戦連勝で突っ走ります。短期決戦だけに大きな存在となりそうです。

そして、G1V3の興津藍選手は2期連続のA2に甘んじていますが、来期適用勝率は6.57と完全復調しています。安定したスタートから繰り出される鋭いターンで展開を制することでしょう。

そして、もう一人の女子レーサーの顔が大瀧明日香選手。来期適用勝率が6.41とA1復帰も見通せています。

こうしたメンバーに真正面から応じるのが地元の大場敏選手と石田章央選手、それに兵庫のベテラン芝田浩治選手。3人とも外連味のない競走を持ち味としており、ぬかりない走りで連に絡んできます。

そのほか、今期A1に返り咲いた群馬支部中堅レーサー金子賢志選手や広島次代のスター下寺秀和選手など多士済々です。

3月11日(土)から14日(火)まで開催の男女混合戦「浜松商工会議所会頭杯」にご期待ください。

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