レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2022年4月17日(日)・18日(月)・19日(火)・20日(水)・21日(木)・22日(金)
  • 一般 中日新聞東海本社杯

    • 海野康志郎
    • 4324
    • 海野康志郎 /山口
    • 中村晃朋
    • 4739
    • 中村晃朋 /香川
    • 藤原菜希
    • 4627
    • 藤原菜希 /東京

実力者揃い!多彩なメンバーが集う男女混合戦!

「中日新聞東海本社杯」は4月17日(日)から22日(金)までの6日間開催。男子36名と女子8名による男女混合戦です。

その中核は海野康志郎・中村晃朋・中村泰平・尾嶋一広・吉村正明・森定晃史の男子6選手と谷川里江・藤原菜希の女子2選手。優勝戦線はこの8名が中心となりそうです。

なかでも優勝候補筆頭は海野康志郎選手。7月からの来期適用勝率7.19は参戦メンバートップ。2019年の中国ダービー(下関)を制するなど記念レースの実績も十分です。
60キロ近い体重を感じさせない背景には、平均コンマ14(発順2.5)というスタート力が存在。まず後手を踏むことがありません。優位な位置をキープしつつ展開をスキなく突き、広い水面を縦横無尽に走ることでしょう。

また、近況勝率で続くのが7.02の中村晃朋選手。2連対率55.0%という数字にスピードと確かな技が表れています。
その特徴は意外なことに2コース捌き。難しいといわれる2コースで31.8%の1着率を誇ります。

一方、女子では藤原菜希選手に注目。現在B1ですが、近況勝率は5.68。想定されるA2ボーダー5.45を上回っています。
今年、3月27日の戸田での優勝は男女混合戦でした(4コース差し)。「なるべく踏み込んでからハンドルを入れる」心がけが結果となっている今、大きく飛躍するチャンスです。

さらに、愛知の若手・中村泰平選手(26歳)も注目です。デビューは2015年11月。2年あまりでA2に昇格すると安定的にA級をキープ、現在2期連続A1です。来期勝率6.75はいまのところ自身最高値。とにかく2着・3着が多い点を覚えておきたいものです。

このほか…
昨年はV4。力強さを感じさせながらも外連味ない競走が光る尾嶋一広選手

柔軟性の高さが混戦の強さにつながってる山口支部の中堅・吉村正明選手

現在A2ながら自力は確か。来期適用勝率を6.55としA1復帰が確実視される森定晃史選手

近況の勝率は6.24。9期ぶりのA1復帰(想定ボーダー6.20前後)がかかる谷川里江選手

浜名湖は地区戦と周年を含めV5とドル箱。ベテラン力を発揮する新美恵一選手

記念優勝歴もあり自力で勝る福田雅一選手や森竜也選手

地元女子の顔として活躍が期待される池田浩美選手など多士済々です。

4月17日(日)からの6日間決戦、「中日新聞東海本社杯」にご期待ください。
(文中データは4月10日時点のものです)

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