レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2022年3月17日(木)・18日(金)・19日(土)・20日(日)・21日(月)・22日(火)・23日(水)
  • 一般 Daiichi-TVファイティングカップ

    • 江口晃生
    • 3159
    • 江口晃生 /群馬
    • 山下友貴
    • 4464
    • 山下友貴 /静岡
    • 秋山直之
    • 3996
    • 秋山直之 /群馬

多彩なメンバーが揃った男女混合戦!

「Daiichi-TVファイティングカップ」は3月17日(木)から23日(水)までの開催。男女混合戦ということもあり華やかな春の戦いとなりそうです。

その中心は大ベテランの江口晃生選手。現状の7.67という来期適用勝率は参戦メンバートップ。3連対率に至っては84.9%という驚異的な値をマークしています。
つまり、100走すれば85回は舟券に絡むのです。
その安定感は、積極的なコース取りだけではありません。平均コンマ15というキレのいいスタートがあればこそ。それも艇団に埋没するようなことなく主導権を握ってきます。
広い浜名湖水面の隅々までにらみを利かせ優勝にまい進することでしょう。

一方、8名の女子では地元の山下友貴選手が軸。現在A2にランクされていますが、4月末で締め切られる来期適用勝率を6.48とし、10期5年ぶりにA1復帰の勢いがあります。
その魅力は何といっても果敢さ。スピードバツグンの旋回は言うまでもありませんが、発順2.6のスタート力があればこその成績です。
周囲に惑わされず自分を信じてスリットに飛び込むとき、大きな展開が生まれそう。波乱があるとすれば、山下友貴選手が関係しそうです。

さらに、誰にもまねのできない豪快なスピードターンでライバルを倒すばかりか、道中接戦ともなれば追い上げ、並び、追い越す迫力満点のレースをみせる秋山直之選手を忘れてはなりません。
浜名湖は過去V2と相性もよく、初戦から注目が集まります。

そして、他艇を置き去りにするスタート力と行き足をほこる松村敏選手の存在感はピカイチ。迷いなく攻め切るため展開もダイナミックになります。
さらに80.9%の3連対率が示すように舟券貢献度が極めて高いのが近況の特徴。しっかり舟を向けるターンが磨かれている点を見逃してはなりません。

このほか…
浜名湖は東海ダービーを含めて過去V7。地元のエース格として持ち前の闘志を全面に出す重野哲之選手

レースセンスと巧さは誰もが知るところ。外連味なく自在に戦う兵庫の小坂尚哉選手

関東勢の中軸として期待を集めるベテラン角谷健吾選手と石渡鉄兵選手など多士済々です。

3月17日(木)から23日(水)まで開催の「Daiichi-TVファイティングカップ」にご期待ください。
(文中データは3月12日時点のものです)

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