レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2021年1月16日(土)・17日(日)・18日(月)・19日(火)・20日(水)・21日(木)
  • G3 SUZUKIスピードカップ

    • 菊地孝平
    • 3960
    • 菊地孝平 /静岡
    • 山崎智也
    • 3622
    • 山崎智也 /群馬
    • 赤岩善生
    • 3946
    • 赤岩善生 /愛知

強豪揃いの浜名湖GⅢは見どころ満載!

「GⅢ SUZUKIスピードカップ」は1月16日(土)から21日(木)までの6日間開催。熾烈な戦いに堅朗な勇者が多数参戦します。
その中心は菊地孝平・山崎智也・赤岩善生の3選手。優勝戦線の軸となることでしょう。

地元の菊地孝平選手は昨年のグランプリメンバー。2020年は多摩川と児島のGⅠ周年記念を取り実力通りの活躍を見せました。今年も浜名湖の正月レース「New Year’s Cup」で優勝。勢いはそのままです。
持ち前のスタート力を駆使し、レースの主導権を握り浜名湖21回目の優勝に臨みます。

また、山崎智也選手は近況リズムアップしています。
昨年は年間勝率6.93でしたが、昨年11月以降の新期適用勝率は現在7.57.81.1%の3連対率を誇っています。飛び出すスタートよりも攻めを中心とした鋭い旋回は46歳となった今も不変。自在に展開を切り裂いてきます。

そして、準地元の赤岩善生選手にも注目。優勝こそ多くありませんが、困難から決して回避しない敢闘精神で戦い抜きます。
モーター整備の第一人者として舟足をいかにつくりあげてくるか、期待されます。

そのほか…
記念レーサーとしての見応えは自在性にあり。今年早々と戸田の正月レースで優勝している埼玉の中田竜太選手

伏兵的存在と目されていた福岡の正月レースで3コースからトップスタートで強豪をまくり切って見事優勝。断然勢いのある青木幸太郎選手

現在A2ながら11月以降は7.00の勝率でA1昇格のペース。49歳、群馬のベテランとして後輩に範を垂れる柴田光選手

地元では過去V4。直近では一昨年の7月に優勝を飾り、浜名湖は相性がいい原豊土選手

結果に左右されない姿勢に関東の雄としての凛々しさ。ファンが憧れるナイスガイ・中野次郎選手

グランプリタイトルホルダーとして、記憶も記録も文句なし。並みいるライバルを相手に堂々立ち回る田中信一郎選手

若手の中ではスピードとテクニックで一歩秀でている今泉友吾選手や浜崎準也選手

一方、最年長ながらしぶといレースでファンの期待に応えてくれる竹村祥司選手など多士済々です。

1月16日(土)から21日(木)まで開催の「GⅢ SUZUKIスピードカップ」にどうぞご期待ください。
(文中データは1月12日時点のものです)

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