レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2020年8月13日(木)・14日(金)・15日(土)・16日(日)・17日(月)・18日(火)
  • 一般 中日スポーツ後援 湖西市長杯争奪戦 黒潮杯

    • 徳増秀樹
    • 3744
    • 徳増秀樹 /静岡
    • 深谷知博
    • 4524
    • 深谷知博 /静岡
    • 菊地孝平
    • 3960
    • 菊地孝平 /静岡

SGグラチャンウイナー徳増秀樹が絶対軸!

中日スポーツ後援 湖西市長杯争奪戦 黒潮杯は8月13日(木)から18日(火)までの開催。ボートレース界を代表する強豪揃い踏みの迫力あるシリーズとなりそうです。

その絶対的中心は宮島グランドチャンピオンウイナーの徳増秀樹選手。持ち前の高い集中力を駆使し予選をトップで通過すると、そのまま突っ走り栄冠を獲得。レース後のホッとした表情が印象的でした。
「鳥の眼っていうんでしょうか、ものごとを俯瞰してみるようにしたい」と語ったのは今年の初め。「いいと思ったことでも絶対はないと自分に言い聞かせています」という方針がもたらしたのがこの栄冠でした。
コツコツ積み上げてきたプロセスが花開いた今、最も注目されるレーサーは5月以降の勝率も8.10と驚異的です。

この徳増選手に次ぐのは深谷知博選手と菊地孝平選手。ともに今年GⅠタイトルを手にしている記念の主力です。

2月初めの浜名湖賞を取った深谷選手は、その後3月に浜名湖タイトル戦、5月に桐生一般戦を勝ち、さらに5月にも浜名湖タイトル戦を制しました。
研究心旺盛で、どんなことでもボートレースに結びつけて考える勉強家は自身の身体づくりにも取り組みつねにベストな状態でレースに臨んできます。
『差し屋』と言われた時期もありましたが、レースは柔軟でありながら果敢。イケル時には一気呵成に攻め立てます。巧いだけでなく強い深谷選手を観る絶好の機会です。

また、徳増選手が優勝した宮島グラチャンで優出していた菊地孝平選手は、2月末の多摩川周年記念で優勝。堅調に戦っています。視野の広さとアイデアの多さが持ち味の菊地選手の、闘いを支配する動きを信頼したいものです。

そのほか…
今年は大村(3月)と浜名湖(7月)で優勝。宮島グラチャンでは惜しくも準優で敗れはしたものの健闘を見せた坪井康晴選手

難水面が得意であることを証明するように、4月にびわこで優勝。静岡三羽烏の一人としてプライドをかけて走る横澤剛治選手

5月以降の勝率は7.81で徳増選手の次。今年は住之江(5月)・丸亀(6月)・浜名湖(7月)でVと夏に入って一気に調子を上げている笠原亮選手

静岡ダービーでめっぽう強さを発揮。今年はここまでV2と、流れも来ている佐々木康幸選手など多士済々です。

8月13日(木)から18日(火)までの6日間開催中日スポーツ後援 湖西市長杯争奪戦 黒潮杯にご期待ください。
(文中データは8月9日時点のものです)

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