レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2020年6月20日(土)・21日(日)・22日(月)・23日(火)
  • 一般 浜松商工会議所会頭杯

    • 秋山直之
    • 3996
    • 秋山直之 /群馬
    • 松尾拓
    • 4808
    • 松尾拓 /三重
    • 杉田篤光
    • 4076
    • 杉田篤光 /静岡

今年V5の秋山直之が絶対軸! チャレンジャーは多数!!

『浜松商工会議所会頭杯』は6月20日(土)から23日(火)までの4日間開催。ショートシリーズならではの緊張感あふれる戦いが演じられます。

大会の絶対軸は、今年ここまでV5(1月桐生・1月徳山・2月芦屋・3月住之江・6月桐生)としている秋山直之選手。7月からの新期適用勝率も7.47と参戦メンバー中唯一7点台をマーク。浜名湖は優勝歴もあるなど死角がありません。持ち前の旋回力を駆使して広い水面を縦横無尽に滑走することでしょう。

この優勝候補筆頭・秋山直之選手を追う一番手が、2020年トップルーキーの松尾拓選手。お兄さんの充選手が112期、弟の拓選手は114期生の双子レーサーです。
これまで優勝9回の松尾拓選手は、養成所時代から頭角を表していたひとり。「チャンプになるつもり」だった決意がカタチになり、訓練時代は勝率8.24をマーク。修了記念競走も優勝し、まさに名実ともに114期のエースとしてプロデビューしました。
今年は2月に地元津で優勝すると、5月には徳山でもV。流れが来ている今だからこそ、さらに勢いに乗って突っ走ってほしいものです。

そして次に構えるのが杉田篤光選手。浜名湖は2014年11月の優勝1回止まり。是が非でも栄冠を勝ち取りたい地元戦です。
その特徴は気迫のこもったレースぶり。たとえ不利な状況であったとしても攻撃的な姿勢を変えることはありません。そうした攻めがマイナス要因になることもあり、A1とA2を行ったり来たりしていました。
しかし、近況は安定感が増大。3連対率は68%を超えているばかりか、来期もA1を決めています。40代に入り『まとまり』がでてきた静岡の中堅が、5年半ぶりの地元Vにまい進します。

そのほか…
来期を含め9期連続A1。コース不問で攻めも守りもできる自在派のシンボル。浜名湖は優勝実績もある杉山正樹選手

人材豊富な95期にあって、峰竜太選手や山田哲也選手の次なる存在として期待される逸材。北関東の新星となる金子拓矢選手

現在A2ながら、来期は勝率6.56でA1昇格。1着率30.2%は近況にない強さ。今こそ躍進の時として注目したい小野達哉選手

今年4月にとこなめでインからトップスタートを決めて優勝。勢いがつけば連戦連勝の実力を誇る上村純一選手など、多士済々です。

6月20日(土)から23日(火)までの4日間開催『浜松商工会議所会頭杯』にどうぞご期待ください。

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