レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2020年5月30日(土)・31日(日)・6月1日(月)・2日(火)・3日(水)・4日(木)
  • G3 オールレディース HamaZoカップ

    • 寺田千恵
    • 3435
    • 寺田千恵 /岡山
    • 三浦永理
    • 4208
    • 三浦永理 /静岡
    • 山川美由紀
    • 3232
    • 山川美由紀 /香川

寺田千恵中心もライバル多数!

GⅢオールレディース HamaZoカップは5月30日(土)から6月4日(木)までの6日間開催。ベテラン、中堅、若手、各層が揃うのもオールレディースならでは。優勝候補には地力で勝る寺田千恵選手と山川美由紀選手のふたり。さらに地元の三浦永理選手を挙げます。

主軸のひとり寺田千恵選手は、7月以降の新規適用勝率を6.80とし出場選手の中でトップの数字をマークしています。今年1月の三国オールレディースで7勝を挙げ優勝。圧倒的な強さは言うに及びません。意外にも浜名湖での優勝歴がない寺田選手、前回の当地参戦だったのが、このHamaZoカップ。優勝戦は2着でした。雪辱を果たす意味でもここは奮闘することでしょう。

また、地元の三浦永理選手は1月に産休から復帰。ここまで優出は福岡の1回(4月ヴィーナス、6着)のみですが、復調傾向にあります。特に1着&2着の回数が増えており、持ち前のレースセンスを磨く舞台として地元浜名湖はうってつけです。

そして、最年長の山川美由紀選手。ベテランは今年に入って優出3回。安定の走りを続けています。記録的には昨年12月、史上28人目、女子では前人未到の2500勝も達成しています。変わらないのはスピード感溢れる走り。とりわけセンター戦の攻撃には迫力があります。

さらに、この両者を追いかけるのが、元静岡支部の大瀧明日香選手。5月23日の平和島オールレディースではインから的確に逃げて優勝を飾りました。7月からの新規適用勝率も6.44ときっちりA1をキープ。2節連続優勝のかかる大事な一戦、勢いそのままに栄光へ向かって走ります。

そのほか…
現在A2ながら来期は勝率6.22でA1復帰。スタート攻勢から仕掛けて自力で勝つ宇野弥生選手。

今年に入って優出は1回ながら、安定したレース運びで連に絡むテクニシャン廣中智紗衣選手。

来期適用勝率は5.95。レース毎に成長を遂げ、飛ぶ鳥を落とす勢いの土屋南選手

昨年11月、ここ浜名湖で自身初となる優勝を飾り、上昇気流に乗っている千葉真弥選手

現在A2ながら、来期A1昇格を決めている実力派・岩崎芳美選手と落合直子選手など、注目レーサーは多数です。

オールレディースならではの白熱した闘いが繰り広げられるGⅢオールレディース HamaZoカップは、5月30日(土)から6月4日(木)までの開催。ぜひご期待ください。
(文中データは5月27日時点のものです)

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