レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2020年3月20日(金)・21日(土)・22日(日)・23日(月)・24日(火)・25日(水)・26日(木)
  • G3 SUZUKIスピードカップ

    • 坪井康晴
    • 3959
    • 坪井康晴 /静岡
    • 湯川浩司
    • 4044
    • 湯川浩司 /大阪
    • 山田康二
    • 4500
    • 山田康二 /佐賀

浜名湖に記念級の役者が勢ぞろい!

浜名湖恒例の『GⅢ SUZUKIスピードカップ』は3月20日(祝)から25日(水)までの開催。百戦錬磨の強豪が集結します。

その中心は坪井康晴・湯川浩司・山田康二の3選手。ライバル多数ながらシリーズの牽引役となることでしょう。

地元の顔として大看板を務める坪井康晴選手はSG2冠を含め浜名湖V10。トータルV2と音なしの構えだった昨年と異なり、この3月大村の7日間シリーズをオール3連対で勝ち切るなど勢いを感じさせています。活躍を本格化させるためには絶好のシリーズに、いつも通り真摯に通り立ち向かいます。

また、参戦メンバートップの近況勝率を誇るのが湯川浩司選手。昨年11月以降7.37としています。加えて3月のびわこGⅡ第63回結核予防事業協賛秩父宮妃記念杯では圧倒的な舟足を駆使してインから勝ち切りました。浜名湖は2007年のチャレンジカップ優勝をはじめ計V4としている得意水面。行き足から伸びを駆使した戦法で他の機先を制する戦いが期待できます。

また、昨年夏のフライング(2本)により秋口から戦線を離脱していた山田康二選手にも期待。F休み明け後、キレキレのスタートはカゲをひそめていますが、持ち前の調整力とさばきをみせ、しぶとく連に絡んでいます。若手の中核としての躍進に期待したいものです。

そのほか…
昨年11月以降の勝率が7.34。とりわけ1着率が高く41.2%という驚異的な数値をマークしている佐賀の鬼才・宮地元輝選手

その姿は水面でもオカでも関東のお手本。真摯でありながら強いからこそ人気が集まる埼玉の精神的屋台骨・須藤博倫選手

元来、派手な戦いぶりが特徴。まくるとなれば一気呵成。しかし、近況は柔軟さも加味され安定感が増している安達裕樹選手

安達裕樹選手と同じ三重の中堅。派手さよりも堅実味が特徴ながら、積極的な走りが功を奏し3連対率70%超えとしている岡祐臣選手

静岡の御大であることは言うに及ばず。不動のハートで最善を尽くす服部幸男選手

服部幸男選手と並び期待が集まる地元の中核。40歳を過ぎ一気に経験の花が開いた杉田篤光選手

高い集中力は、本命党にも穴党にも魅力。センターから波乱を起こすことも多い愛知の北野輝季選手など、記念級が多数浜名湖に集います。

3月20日(祝)から25日(水)までの開催、『GⅢ SUZUKIスピードカップ』にご期待ください。
(文中のデータは3月15日時点のものです)

公式アカウント

  • LINE
  • X
  • Instagram
  • Facebook
  • Youtube
  • Youtube
TOPへ