レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2018年11月6日(火)・7日(水)・8日(木)・9日(金)・10日(土)・11日(日)
  • G3 マスターズリーグ第7戦 ニッカン・コム杯

    • 渡邉英児
    • 3502
    • 渡邉英児 /静岡
    • 服部幸男
    • 3422
    • 服部幸男 /静岡
    • 野添貴裕
    • 3555
    • 野添貴裕 /大阪

マスターズチャンピオンの渡邉英児&浜名湖御大の服部幸男が中心

GⅢマスターズリーグ第7戦 ニッカン・コム杯は11月6日(火)から11日(日)までの6日間開催。45歳以上のベテランが終結するだけに、技や作戦を満喫できるシリーズとなります。

その中心は、今年4月に開催された福岡の第19回マスターズチャンピオンで勝った渡邉英児選手と期末のA1勝負駆けに成功した服部幸男選手の両雄。激戦が予想される優勝戦線の軸となるでしょう。

マスターズチャンピオンVがきっかけで完全に復調、2019年前期勝率をひとり7点台としている渡邉英児選手は、先月1児島&宮島で連続優勝。それもオール3連対でした。その勢いのまま浜名湖に入ってきます。次の次を狙いすましたテクニカルターンでファンの期待に応えることでしょう。

また、A2落ちも懸念された服部幸男選手は、結果6.28でA1を守り切りました。期末の3節は、31走し1着13本、着外4本のみという驚異的な好走を披露。地金が確かであることを証明しました。マスターズリーグは7月の多摩川で優勝。その直後、浜名湖で自身34回目の地元優勝を飾るなど、流れは来ていると判断してもいいでしょう。大看板としての存在感に期待します。

一方、遠征勢では、今年の近畿地区戦(びわこ)を制した野添貴裕選手が筆頭格。浜名湖も過去V2と実績があります。懐の深い人物にふさわしい小細工なしの戦法は正攻法そのもので、サムライを感じさせます。重厚感あふれる競走を浜名湖水面で堪能したいものです。

さらに…
3月に三国、9月には浜名湖で優勝。勝率も6点台半ばをマークしている巧腕レーサー・大場敏選手

四国のテクニシャンとして知る人ぞ知る存在。接戦時の位置取りが絶妙でスキなく戦う上田隆章選手

来期はA2ながら自力は上位級。四国の雄・顔として誰もが認める実力者・福田雅一選手

今年は7月に多摩川で優勝。調整・整備に自前のノウハウを駆使して機力を引き上げてくる大神康司選手など本当に多士済々です。
11月6日(火)から11日(日)までの6日間開催、GⅢマスターズリーグ第7戦 ニッカン・コム杯にご期待ください。


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